どうやって優秀な人財に育てる?
「どうやって優秀な人財に育てたらいいのでしょう? 秘訣はありますか?」と女性の経営者の方に質問されました。私は、こう答えました。お子さん愛してますか? と質問を質問で返しました。半分怒ったような感じで「もちろんですよ!」と返ってきました。
そして私はこう続けました。あなたは自分の子どもがどんな人に成長してほしいか、誰かに決めてもらいましたか? 自分の子どもの子育てにおいて、愛情の出し方、与え方について、愛し方について、誰かに聞きましたか?と。
きっと、こんな子に育てたい、大人になったらこんな人になってほしい、と自分の中から湧いてきた思いに従って、育んでこられたのではないですか?それと一緒ですよ。うまくいくかいかないかは別問題として。そんな思いが相手に伝わって、人は成長するのだと思います、と。そこまで話しをして、ふと見ると、その方は涙を流しておられました。何かを感じられたのですね。
強い気持ちが人を育てる
こんな人財に成長してほしい! という強い気持ちが人を育てるのだと思います。今はまだこんなだけど、きっと良くなる、まだ小さな店だけど、小さいからこそこんなことができる、こんなことがやりたいんだ、一緒にやろうよ! 私は頑張るからついてきてほしい! そんな気持ちで人を雇い、共に研鑽(けんさん)しながら、常に環境や他人ではなく自分にベクトルを向けて頑張っていきたいものです。
熱くなりすぎて、物言いが上から目線になっていたなと反省でした。しかし、そんな話をしながら我が身を振り返ることができました。
これは、とある地方都市でおこなったセミナーでしたが、今のところ再びオファーはいただいておりません(汗)
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