どんな消毒方法が有効か!?
2020年5月29日、驚くべき報道がありました。独立行政法人NITE(製品評価技術基盤機構)からの発表で「次亜塩素酸水、現時点では有効性は確認されず」(NHK NEWS WEBより)ですって!
はいぃぃ!? ですよね。日本全国、アルコール製剤が不足していて、この次亜塩素酸水をみなさん使っているはずですから。それが効果がないってどういうこと!? ですよね。
で、いろいろ調べてみると、諸説ありました。効果があるという科学者もいらっしゃれば、やらないよりはマシ! みたいな表現があったり。では我々はいったい何を信じればいいのかわからなくなってしまいます……。(詳しくお知りになりたい方は、経済産業省のサイト「次亜塩素酸水等の販売実態について」をご覧ください。)
次亜塩素酸水の取り扱い方法
次亜塩素酸水は、冷暗所に保管しなさいと。生成して1週間程度で効果がなくなるそうです。炭酸水が気が抜けるように徐々に効果がなくなるのだとか。冷暗所……冷蔵庫しか思いつきません。光を遮るのが大事だそうで、透明の容器ならアルミホイルなどを巻き付けておくといいかもしれませんね。
アルコール濃度は70%以上必要
アルコール製剤にもいろいろありまして、アルコール含有量が70%以上ないとウイルスには効き目がないとされています。(詳しくは厚生労働省のサイトをご覧ください)
除菌にはなっても、消毒の効果がないのです。「アルコール成分配合」という文字が製品に書いてありますが、よく調べてみると5%しか入っていなかったりしますから注意が必要ですね。また、80%以上になるとかえって効果がなくなるとの説も!? もう訳がわかりませんね……。
一時期はマスクが足りませんでしたが、最近ではかなり普及してきました。国を挙げて手指消毒のための製品流通にもっと力を入れてほしいところです。未知なウイルスであり、なかなか対処法が確立しません。これからもっと研究がすすみ、明確なエビデンスが日の目を見ることを期待しています。経済産業省のサイトでも抗ウイルス製剤がいろいろ取り上げられています。
やっぱり手洗いだ!
色々調べながら、ここまで書いてて思いました。ややこしい!! 結論からするととにかく手を洗いましょう! ですね。そして、マスクをしていても顔を触ったら何にもなりません。顔を触らないことですね。気を付けていきましょう!
多謝
- 1
- 2