7つの習慣から作った理念があって、その中の1つに「成功するためにシナジーを起こす」というのも含まれています。
所属メンバーには理念を持ってほしいという想いがありまして。
組織論で言うと、全員が意見を言いやすい環境づくりをしようということから「ティール組織」を構築していこうと考えています。
ヒエラルキーを無くすためにも、組織のメンバーが個々に自立し意見できるような環境づくりを構築していこうと考えてます。
気になるsynergy salon NEHAN(シナジーサロン ネハン)の設備って?
次世代型シェアサロン NEHAN。入口からすぐ目に入るのはご来店されたお客様がご自身が来店されたことを担当者に知らせるモニター。
ご来店されたお客様がモニターにて受付を済ませると、NEHANに所属する美容師に支給されているApple Watchで担当者に通知が届くシステムとなっている。受付の混雑を防ぎ、どこにいてもお客様の来店状況を素早く察知し把握できるシステムを導入することで、シームレスにお客様をご案内することが可能になる。
ロッカー1つにもこだわりが
サロンの設備環境にも工夫が施されており、ロッカーはL字型。
例えばお客様の長いコートなどが折れないようにと高さのある作りとなっている。ロッカー脇には縦長の鏡。トイレの混雑を避ける目的として設置されている。
待合カウンターはおしゃれな大理石……かと思いきや、これは実はフェイクアート。一見、本物にしか見えない再現性だ。また、セット面も大理石とデザインにもこだわりを感じられた。お客様が視覚からもリラックスしつつ、少し贅沢な空間を体験が連想できるような環境となっていた。
バリエーション豊かな施術スペース
ドレッサー、セット面はセパレーションタイプ、完全個室、半個室と3タイプに分けて設置。チームで働く美容師、マンツーマンで働く美容師、ヘアメイクや着付けをおこなう状況にも対応できるような汎用性の高い構造となっている。
多様な働き方をする美容師に合わせた環境が整っており、働く美容師がより活躍できる場の提供を可能とした。
美容師の動きを完全に熟知した道具管理
美容師がカラー剤や必要物品を置くワゴンは1人1台。コテやアイロンは専用のホルダーが各席に設置済。(ワゴンに熱いまま置いてしまって溶かしてしまうという悪夢からも開放される!)
スタイリッシュにまとめており利便性が考慮されていた。
お客様ファーストな配置を意識
カット時のお客様の気持ちを第1優先に、またカットする美容師の気持ちも考慮したセット面にはiPadが設置されている。ただ置いてあるだけではなく設置位置に着目した。
お客様が鏡越しにカット途中の姿だけを見続けることなく、画面に集中することができるように顔を上げた状態で操作可能な位置にセットされている。そうすることでお客様が頭を下げる必要がなくなるため、美容師もより正確に短い時間で技術提供できる。
お客様がより満足できるように、そして求められている環境は何か。また、活躍する美容師が働きやすいようにと様々な工夫が施されており、寺村氏の「お客様ファースト」の気持ちが強く伝わる環境となっていた。