【PRATER対談】店販教育の秘訣~教育コンサルティング

庄野式 教育コンサルティング

竹内
非常に奥深いですね。これは、また別のコーナーの時にも更にお聞きしたいと思います。
次に、庄野さんはnavelさん社内の教育統括に限らず、他のサロンさんの教育コンサルティング・教育チーム作り、組織作りのお仕事もされています。こちらの活動についてお聞かせください。
庄野
はい、それぞれの会社が抱える問題は様々ですが、問題が起きている場所と解決する場所が違うことが多いので、それは実際どこが解決する場所なのかを、一旦全部整理させてもらう作業から始めさせていただきます。それ自体はどこが問題なのか、ということが判明した時点から、それを改善していくための教育のカリキュラムや講習内容、もしくは組織的な構築など、そこに対しての処方箋が何かっていうことをお伝えしてから、コンサルティング内容が決まっていきます。
竹内
具体的には、相手先の成果を追求するためのプログラムであり、断片的と言うよりも半年・1年・2年・・・と、ビジョンを作り、きっちりと成果の上がる仕組み作りを見据えたコンサルティングをされているのですね。
庄野さんのコンサルティングのお話をもっと聞きたい方、ご相談があるサロンご担当者様は、ぜひDM 等でご連絡ください。

コロナ禍での変化・気付きとは?

竹内
では、最後のパートに入ります。コロナの前と後では、売上や集客数はどのような推移でしょうか。何か変化はありましたか?
庄野
コロナ前に比べると、1ヶ月に来店されるお客様の数自体は減っていますね。これ自体は、来店周期が伸びているというのも要因としてあるのかもしれません。現在、席数を制限してご予約をお取りしているということもあり、何が原因かはまだ調べている最中です。
客数は減っているのに対し、売上は上がっている状況で、9月は前年比を超える状況にはなっています。
竹内
やはり、根底にある組織作りや会社としてのチームが非常にしっかりされているので、コロナに対する対策もしっかりと対応でき、お客様の数、数に応じた対応策として単価が上がることもあるかと。その点、昨年対比で見るといかがでしょうか?
庄野
9月で言えば、105%で昨年対比を5%から6%上回っているという状況です。半年周期で見るとまだちょっと読めない部分はありますが、何とか希望は持てるかなと。コロナの前と後で、何かメニューを変えたり、商材を変えたりは一切していないです。コロナで初めて分かったことは、お客様のニーズを勝手にこっちが決めてはいけないということだと思いますね。
庄野
ひとつ例を挙げると、緊急事態宣言で会社が休業になった時、社員に向けて「コロナ禍では緊急事態宣言が解除された後、おそらくお客様はあまり会話をしたがらず早く帰りたい、と感じると思う」と言っていたのですが、実際、蓋を開けてみたら真逆でした。
お客様は会話ができる場所が他にない、楽しく話がしたい。そして、他にすることがなく時間が余っている中でもっと「可愛い」を追求したい、という方々が多いことに気付きました。
これは自分たちで決めてはいけない、お客様がこの状況で何を望んでいるのかということから、会社の運営をもう一度見直さなければいけないことに気付けた、そんな大きな点でした。
ですから弊社は6店舗全て徹底した感染対策をとりましたし、その姿勢は5月から現在まで一切緩めることなく継続しています。
社員の安全とお客様の安全をできる限り確保して、お客様にとって日頃のモヤモヤをスッキリできる場所であること。それをコロナ前も後も、社員の皆が使命感と誇りをもって取り組んでくれてるからこその結果だと思います。私は何もしていません 笑
ここの部分が客単価のアップ、お客様の満足、という風に繋がっているのではないかな、と思っています。
竹内
庄野さん、たくさんのお話をありがとうございます。
PRATERでライターとして執筆もしていただいている庄野さんのヒューマンリソースマネジメントという考え方の詳細が、PRATERの記事の中にたくさん詰まっています。ご興味がある方、庄野さんの記事もぜひご覧ください。
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