【PRATER対談】新プロジェクト『tree』独占インタビュー

treeで実現したいこと 業界の未来へ

竹内
やはり自社の強み、経営者としての強みをそれぞれの特徴を踏まえて追求してきた。お互いに良いものを出し合って、さらに上を目指すことで最高の美容室ができるのではないか、それが今回の「tree」プロジェクト。
Un amiの技術・教育・人間力、
Littleグループの店舗マネジメント・仕組み化・新しい働き方、
それらがこのプロジェクトに詰まった「tree」がこれからスタートするということですね。次の質問です。この「tree」で目指すもの、実現したいことについて、まずは松本さんに伺います。
松本
この「tree」で必ず実現したいことは、美容師さんに対しては日本一給料・報酬の高いサロンであることを約束したいと思います。また、オーナーさんへ向けてもFC展開を今後していくつもりなので、もしも経営の相談や困っていることがあれば無料相談も受け付けているので是非とも問い合わせていただけたらな、と思います。僕と森内さんは経歴から全然違っています。僕はアシスタントで美容師を辞めてお店を経営してきたのですが、森内さんはずっとトップクリエイターとして、カリスマ美容師と呼ばれる頃から第一線で活躍してきた美容師さんなので、どちらの目線でも美容師さん・オーナーさんの相談にも乗れます。多様化する美容業界ですが、おそらく色んな人の力になれると思います。
竹内
松本さんからは日本一給料・報酬の高い美容室を目指す、との話がございました。また、FCオーナー権も今後検討されている。非常に魅力的だと思いますが、このFCオーナー権についてもう少し詳しく教えてください。
松本
FCオーナーは何パターンかあるのですが、ひとつめは一般的ないわゆるFCオーナーのような契約でお店を展開することができます。例えば、銀行融資の借入の相談や、もしくは社内から出資してFCオーナーになることができます。あと、お店へ出資することも、借入に対してもリスクを感じる美容師さんも非常に多いので、その場合は社内で少額出資システムがありますので、店舗予算の10分の1の資金を出したら10%利益を得られる。働きながら10%の利益を得られるので、無理することなく美容室のオーナーさんになることができるシステムを「tree」オリジナルで始めていこうと思います。
竹内
働き方に加えて、オーナーになる方法も様々なバリエーションをつくっていくことで選べる。オーナー権も幅があって、自分に合ったオーナーへのなり方が「tree」プロジェクトの中では選択できるようになっているということで、非常に魅力的なシステムだなと感じました。次に、森内さんへ質問です。「tree」で目指すもの、実現したいこと、森内さんのビジョンをお聞かせください。
森内
美容師を始めて10年経つと大体30になって、いつまでプレイヤーとしてやるか皆が悩むと思います。今、美容業界では色んなFC展開、様々な形がある中でそれらを見ながら「本当にそれで良いのか?」と思いつつ。だから「tree」は、tree by 何とか、例えばtree by 松本、松本ちゃんがオーナーの店ですよ、という形。それは形だけではなく、FC展開でよくある加盟金が100万とか後出しで生じることも多いじゃないですか。それはやっぱり違うよねぇ、と話しながら。この業界の美容師が稼いだお金を・・・悪い言い方をしたら、外部の業界へ何で持っていかれるの!?美容師が築いたものは、美容師さんへ還元する方が良い。だって、美容業界以外へ流れているお金は何百憶、何千億。最近、美容室では利回り、利回りと耳にするが、僕自身はそういうことは嫌い。何のために美容業界があるのかなと考えた時に、やはり今ちゃんと夢を持っている若い子たちはなかなか分からない。気付いたらやられていた、そんな話をよく聞くので、それを超えてみたい。僕自身も長年、トッププレイヤーとしてやりながら、次はうちのスタッフを全員トップスターにする。じゃあ、その次のステップとして、第二、第三のステップとして美容業界が良くなるために、ということを実際に考えている。それは自分の役目でもあるかな、と多少は思っていますね。

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