【PRATER対談】 シェアサロン展開、IT化、そして新たな美容室経営へ

良質な依存関係とは

竹内
中野さんの経営は、自社スタッフに対して安心して働いていけるように補償など手厚く提供しているイメージがあります。
続いて、次の質問です。中野さんの考えるMIRROR BALLグループの企業理念、ビジョンについての価値観をお聞かせください。
中野
経営に関しては、良質な依存関係というのをテーマにしているのですが、幹部・スタッフとも良い関係上でお互いにきちっと提供できる価値があったりすることが、いびつな形にならないように、片方に依存したりすることをできるだけ避けるようにしています。そこの関係が良質でないと、継続的に長くやっていくこと自体が、どっちにとっても無理が生じたり互いに不幸になったりすることが多々あるので、そこに関して良い関係性が維持できるようにテーマとしています。それは取引先に関しても一緒ですね。FCに関しても。そういった点を意識してやっているのが根本にはあるかなと思います。
竹内
現在は、MIRROR BALLグループにおいてEleanor(エレノア)を中心とした業務委託サロンと、EMANON(エマノン)というシェアサロンの2つがあると思いますが、両方合わせるとスタッフさんの数はどのくらいになるのでしょうか?
中野
大体、今は正社員と業務委託の割合が3:7、総人数で400人くらいですね。
竹内
そんな大規模なサロン展開をされているのですが、そのなかでの組織マネジメント・評価制度、店舗管理や売上管理など、MIRROR BALLグループではどのようにされているのでしょうか?
中野
色々ありますが、他とはたぶん違うだろうなという点でいくと、店長等に関しては細かく評価制度は設定されているかなと思います。単純にいうと、半年に1回の査定をやるのですが、査定に合わせて店長であればランク毎に例えば6段階の評価があって、その上のマネージャーと呼ばれる者に関しても6段階の評価があって、それによって基本給が決まる形です。そこに関して大体3指標ですね、人間力の部分と、仕事・ビジネスのスキル、習得したスキル、この3指標で評価する制度を採用しています。

新プロジェクトsynergy salon NEHAN

竹内
非常に多方面で、多角的に組織をマネジメントし、クオリティが上がるようなシステムを構築、店舗展開をされているのがMIRROR BALLグループ。ここまで破竹の勢いで展開されている大きな成功の要因のひとつが、組織マネジメントのシステムにあるのかなと感じています。
次にEMANONというシェアサロン、Eleanorを中心とした業務委託サロンでここまで非常に速いスピードで組織としても拡大をしてきたなかで、2020年11月、北青山プロジェクトと言いますか、サロン名ではsynergy salon NEHAN(シナジーサロン ネハン)と呼ばれる大きなサロンをOPENされた。ここではiii(スリー)代表の寺村さんを中心とした新プロジェクトとして話題を集めましたが、このプロジェクトへはMIRROR BALLとして、中野さんはどんな想い・ビジョンを持って展開されたのでしょうか?
中野
EMANONというシェアサロンをやってきましたが、優秀な美容師さんが集まって働いている点で、その個の美容師さんの能力っていうのをもうちょっと・・・結局、もったいないなと思うことが僕としてはあって、その人たちがもうちょっと、更にその可能性を引き出す上では、美容師さん同士がシナジーを起こして1+1=3になるようなことを狙えるのではないか、というのが1番ありますね。その人たちがきちんと能力を発揮することで、周りの環境での可能性っていうのを引き出す環境をつくりたいなという想いでやっています。
竹内
やはりNEHANのスーパープレイヤー的な美容師さんも集めてのプロジェクト、MIRROR BALLグループでEleanorやEMANONへも良い波及効果を生み出す狙いもあったのでしょうか?
中野
もちろん、それはありますね。結局、僕と知り合ったり、美容師さんと高め合う技術とかを直営店へ波及させていきたいなと思うので。むしろ競業関係ですかね、そこを上手く構築していって既存店舗の活性化へつなげたいなと思っています。

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