【PRATER対談】RYUSEI流 成功法則 ~ Z世代を代表する美容師の挑戦 ~

竹内
やっぱり、結果を出すにはこだわっていく、そのこだわりが非常に大事だということですね。そんな中、人が成長していくにはインプット・アウトプットをしていくことが必要ですが、その重要性や過去との捉え方の違いについてRYUSEIさんのお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
RYUSEI
そうですね、インプットとアウトプットという面で一番重要なのは、どちらも1分の1であること。どちらかが大きくなると頭でっかちになって、例えば、インプットが大きいと怖くて行動できない、アウトプットが大きすぎると逆に落とし穴に落ちるという感じになるので、両方のバランスが大事です。ただ、やっぱり自分たちの世代、Z世代と呼ばれる世代は、たくさん挑戦して失敗を繰り返して学んでいく、身を削って学んでいくのが一番成長スピードが速いのかなって、普段、僕が体感してきたことなので。SNSとか色んなものを駆使して戦う世代だと思うので、そういうものに対してチャレンジして失敗して、の繰り返しで僕もここまでこだわって色々な結果を出してきました。そこにはアウトプット・アウトプットの思考を持ってきましたが、それは失敗して学ぶ・学ぶの繰り返しで、「まずは挑戦する、やる!」「やるかやらないかなら、やる!」「とりあえず、やる!」と、やってやってやって・・・失敗して、やってやってやって・・・その思考が大事なのかなと思います。その後に「学ぶ」という段階になる。勝手にインプットが大きくなるので、最初からアウトプットしていくことが僕自身の成功法則ですね。
竹内
インプットとアウトプットに関する、RYUSEIさんの考えをお聞かせいただきました。アウトプットベースがあるからこそ、インプットも自ずと強化されてくる。アウトプットベースがあって、インプットが後にドンドンとできてくる。インプットとアウトプットの関係性は過去と異なり、今のZ世代で頭角を現すには、そのちょっとした考え方と捉えがちなこと次第で大きな違いとなる、成長スピードの違いとなってくると感じました。
RYUSEIさんの今後のビジョン、美容学生への想いについて、一言いただけますでしょうか。
RYUSEI
美容師という職業に対して、誇りを持つことは凄く大事だと思っています。これから美容師になることが「なんとなく美容師になる」ではなく、美容学生のうちから「どんな美容師になりたいのか」、そして美容師という職業に対して誇りを持ってできる準備をしてきてほしいなと感じます。今後のビジョンは、色々ありますが、個人としてもサロンとしてもブランドを確立していく面で、今は個人ブランディングが凄く大事で、成功法則とか若いうちはベクトルを自分自身に向けて、自分の価値観で物事へ挑戦して失敗して、その繰り返しでやっていってほしいなと思います。

バズった秘訣は「日常に落とし込んだ表現」

竹内
RYUSEIさんといえば「ヘアカラー」と「SNS」活用に代表される、業界内でも大人気の美容師さんですが、この「ヘアカラー」と「SNS」に関して、現在はどのようなことを意識して発信をされていますか?
RYUSEI
まず、僕がバズった企画が「ミルクティーベージュ」という色ですが、美容師の思考になると世間の流行り等をみられなくなってしまうというか、美容師の自己満、みたいな偏りが課題だったと思います。僕が一番最初に大事にしたのが、なんで「ミルクティーベージュ」をしたかというと、シンプルにタピオカミルクティーが流行ってたということ。ハッシュタグ検索をしたところ、意外と「ミルクティーベージュ」は何千件くらいしかなくて、もっと何十万とあってもおかしくないのにな・・・と思いながら、なぜこんなに少ないかを考えました。「ミルクティーベージュ」という定義がなかった時代で、タピオカミルクティーがちょうど流行っていて、皆が口々に「タピオカミルクティーが飲みたい!」って、勝手に「ミルクティー」って言ってるんですよね。自然と洗脳されている状態で、僕が「ミルクティーベージュ」をミルク量多め、ミルク量少なめ、茶葉多めとか、そういう表現や「ロイヤルミルクティーベージュ」のような、日常に落とし込んだ表現の仕方でお客様にカウンセリングも楽しんでもらえるような投稿を心がけて、ヘアカラーと結び付けてやっていったことがきっかけでした。バラエティ番組や流行っているものには絶対理由があるので、そのワードをとる、タイミングを凄く大事にしてやっていくことが成功法則、ヘアカラーと結び付けやすいのかなと思います。
竹内
非常にワクワクする興味深い話で、「ヘアカラー」というメニューに対して、世の中のトレンドやキーワード、女性が喜ぶ関心事と「ヘアカラー」を掛け合わせて、ヘアカラー診断やカラーの選び方も、お客様が楽しんでカウンセリング・施術を受けられることに繋がる発信をSNS上でされていて、それに興味を持つ人たちがフォロー・拡散していき、RYUSEIさんのアカウントのフォロワーも増え続け、世の中への発信力もドンドン高まっていると感じました。
最後に、RYUSEIさんが今後、取り組んでいきたいことについてお聞かせください。
RYUSEI
個人的なことになりますが、美容業界に対しては色々な想いがあるんですけど・・・これはまだ誰にも言ってないんですが、今後はRYUSEIブランドとしてアパレル、美容師に売る服、例えばブリーチカラーが付かない服とか、美容師の仕事を円滑化していくようなアパレルだったり、そういう目線で自分自身のRYUSEIブランドを更に強化していく。そして、美容業界に留まらないで「RYUSEI」って言えば誰か分かる、顔が思い浮かぶくらいの圧倒的なブランドとして、しっかりブランディングしていきたいと考えていますね。今後は、そこを僕も頑張っていきます。よろしくお願いします。
竹内
本日のゲスト、RYUSEIさんはZ世代を代表する人気美容師さんで、そして、これから美容師になっていく美容学生に対して、若くして活躍できる美容業界であってほしいという想いから新たな活動も今後展開されていくとのこと。さらに、RYUSEIさんご自身が高みを目指していくためのブランディング、やりたいこともたくさんの夢が詰まっているお話を聞かせていただきました。
RYUSEIさんに対する質問等ございましたら、PRATERへDMをお送りください。RYUSEIさん、本当にありがとうございました。

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