こんなときだからこそゆったりできる「メイクブラシ」のメンテ法

こんにちは、メイクアップアーティストでPRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。

今日は、メイクを毎日しなくても大丈夫な今だからこそできる「メイクブラシ」のメンテナンス方法をお話しします。

ブラシは雑菌の温床

メイクブラシは、粉ものを使うことが多いからそんなに汚れないでしょ? と思うのは大きな間違い。直接肌に使うものですから、皮脂や汗なども付着して汚れとなり、いずれ菌が繁殖する雑菌の温床になってしまうことも。

それをいつまでも清潔にせずに使い続けると何が起こるか……。そう、肌荒れの大きな原因になります。だからこそ、メイクブラシのメンテナンスは、メイクのクオリティを左右することも然り、肌荒れを未然に防ぐことにもつながります。

メンテ方法って?

レスキュー的なメンテ方法

私がメイクの仕事で、1日に何人もメイクする場合はこの方法をよく使います。ティッシュに市販のブラシクリーナーを適量含ませ、その上でブラシをクルクル。

粉ものの場合は、比較的簡単に落とすことが可能です。しかし、アルコールを多く使用していることもあり、ブラシを傷めやすい場合も。そのため、毎回ではなく、レスキュー的に使用しています。

ちなみに、私が長年使用しているのはこちらのアイテムです。


こちらも割と使っている人を見受けます。


しっかりメンテ方法

この方法は、頻繁におこなうというよりかは、粉のふくみが悪くなってきたなとか、汚れが目立ってきたなというときにおこなってください。あまりに頻回にやりすぎるとブラシを傷めてしまうため、目安としては1ヶ月に1回くらい。それ以外は、使い終わったあとにティッシュの上でしっかりと粉を落として清潔に収納してください。

使用するのは、洗顔石鹸やボディソープでもOKです。まず、ブラシをしっかりと濡らします。この時気をつけるのは、ブラシの毛が接着されているであろう根本部分は避けてください。そうしないと、毛を接着している接着剤が取れてしまったり、しっかり乾ききらずにカビが生えてしまうことも……。

しっかりと毛の部分を濡らしたら、手のひらで泡立てた洗顔石鹸やボディソープの上にブラシをクルクル。泡をつけ、毛足が長く、多いブラシは、中央部の汚れももみだすように洗ってください。

その後、コップのような容器に水orぬるま湯をため、しっかりとすすいでください。すすぎは、何度か繰り返して泡がしっかりと落ちるまでおこなうことが大切です。

洗ったあとも肝心

ブラシをしっかりと水洗いした場合、清潔なタオルやキッチンペーパーなどで水気をしっかりととってから、吊るせる場合は毛を下にして吊るして陰干しします。吊るせない場合は、清潔な乾いたタオルの上にブラシを寝かせて陰干しをします。

しっかりとブラシの中央の毛まで乾いたら、使用OKの合図です。間違っても、ブラシの毛を上にして干さないように。これは、水気がブラシの根本のほうにいってしまい、先述のブラシの接着剤がとれてしまう原因にもなります。

 

メイクブラシが不衛生な場合は、肌荒れの可能性もそうですが、うまく色がのらないこともあるので、清潔を保つことに越したことはありません。時間のある今だからこそ、ゆっくりメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。

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