こんにちは。市役所勤務の訪問美容師 大坪亜紀子です。
関係づくりの中で、私にとって今後の活動のキーポイントとなる、ある出会いがありました。
下野(しもつけ)市にある新(あらた)という介護付き有料老人ホームの施設長、横木さんとの出会い。
その出会いから生まれた訪問美容
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「職員が担当しているおばあちゃんの退院祝いに、大坪さんの美容をプレゼントをしたい。」
横木さんが、職員の金子さんから五味さんへのプレゼントは何がいいか、と相談されたことがきっかけなのだけど。
当日、お部屋でカット、パーマ、カラーを終え、お礼にと施設内にあるカフェでランチをご馳走してくれた五味さん。担当職員の金子さんは、プレゼントする大切な日だからとスーツに着替えて登場!
もう、最高ですよね。
大切なことは、もう少し奥にあるもの
お話を聞くと、お出かけの予定が入ると必ず髪をきれいに整えていた五味さん。
施設の職員の方々は、98歳の五味さんが、習慣の中で美容が大切なことも、生活を楽しむために美容を重要視していることもわかっている。
相手を想ったこのプレゼントは、施設の利用者1人ひとりに本気で寄り添っているからこそ選ばれたもの。このプレゼントで大切なのは、誰からもらったか。行きつけの美容室があったはずだけど、五味さんが信頼を寄せる職員からの紹介だったから、私という美容師を受け入れてくれたのだと思う。
そして、私は横木さんから信用されたことで、五味さんと出会うことができた。
五味さんとは先日で、5回目のランチ。髪を担当させてもらって5回目。
信用が、信頼関係を広げる。