なぜ美容室は合同ガイダンスに依存し続けて来たのか?【前編】

こんにちは。求人王子です。

普段は、ナリタイ美容師になろうの編集、美容求人コンサル、高校・美容学校での授業を主として活動しております。

今回は、求人活動について「なぜ美容室は合同ガイダンスに依存し続けて来たのか」について、3編に分けてお伝えしたいと思います。

求人活動費用の大きな使い道

全国のサロン様からお話を聞くと求人活動の費用の大半は、合同ガイダンスに費用をかけているということがわかりました。それと同時に、合同ガイダンスに費用をかければ採用が必ずできるわけではないということもわかってきました。

ガイダンスによっては、参加しても人気サロン様に学生さんたちが集まり、自分たちのところには全くこないことも中にはあるのではないでしょうか?

厳しい言い方かも知れませんが、そのようなガイダンスに参加して、果たして意味があるのでしょうか?

なぜここまで合同ガイダンスに依存し続けてきたのか?

結論から申し上げます。求人活動のガイダンス依存の在り方が昔からずっと変化なく、いわばガイダンス業者の言われるがまま、それが当たり前だと思い、今の時代の流れに適応せずそのまま続けてきたからだと思います。

美容業界は良くも悪くも変化を嫌う業界だなと僕は感じました。過去は、ガイダンスで採用ができていたけれど、今は簡単に出来ない状況になっています。時代の流れに気づいているか、気づいていないかで現在の求人力に大きな差が生まれてきています。

何故急に採用が出来なくなったのか?

それは、2015年以降のSNS(特にインスタグラム)の普及です。それにより、学生さんの就職活動に対する動きが大きく変化しました。今までは社会保険完備、老舗など、会社としての土台がしっかりとしていて歴史のあるサロン様が学生さんの人気でした。

しかし、SNSの普及により、自分のやりたいこと、興味のあることを簡単に発見できるようになったことで、サロン選びの選択肢が増えていきました。そのため、今までと同じ採用をしているサロン様へは人がこなくなり、その代わり、SNS発信が強いサロン様に学生さんは流れていきました。

 

次回は、「ガイダンス頼みの求人活動からどのようにして変化をしていけば良いのか」ということについてお話をします。

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