こんにちは、メイクアップアーティストでPRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。
メイクをする上で、土台となる肌のケアは非常に重要。スキンケアに始まりスキンケアに終わると思っている私が、撮影時にモデルさんに質問されたことをもとにバリア機能回復の兆しについてお話していきます。
化粧水がなじみにくくなった
ある撮影時、私がとあるモデルさんに質問をされました。


それってバリア機能が回復している兆しかも?
彼女の場合、自分の肌と相性が良い化粧水を見つけることができています。決してこすらず、手でなじませるようにつけてもらっています。ポイントとしては、時短は無視。化粧水が肌になじむまでしっかりとハンドプレスをしてねと伝えました。
最初の頃は、時短も何もものの数秒?くらいで肌に飲み込まれちゃう感じだよ〜と報告を受けていました。しかし、肌はまだ水分保持の力が足りず、しばらくするとすぐ乾燥してしまうという肌状態。
けれど、最近では上述のとおり、化粧水がなかなか肌になじまないとのこと。今までの量をハンドプレスのみでなじませようとすると、3分くらいかかっている気がする、と。
けれど、肌のコンディションはいいし、目周りの乾燥小じわも目立たなくなったと喜んでいます。それは何が起きたかというと、もともと極度の乾燥でバリア機能が低下していた状態が、しっかりとケアを継続したことによって少しずつではありますが、バリア機能が回復してきたという状態。
今まで多くの量が必要だった化粧水も、バリア機能が回復しつつある今はそこまで必要ないかもしれません。「なじみにくくなった」というとネガティブに捉えがちですが、肌のコンディションが悪くなっていないのであればそれは逆に良い兆しかも。
化粧水やクリームなど、使用する量も減ってコスパがよくなるのも嬉しいですが、何より肌状態がよくなるっていうのは全てにおいてテンションが上がりますね。
根気良いシンプルスキンケア、ぜひお試しくださいね。