バリア機能を低下させないためのスキンケア対策

こんにちは、メイクアップーティストであり、PRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。

黒木絵里の徒然美ブログ

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前回ご紹介した記事の続きで、健やかな肌を保つために欠かせない「バリア機能」についてお話します。(下記にある前回の記事を先にご覧ください)

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こんにちは、メイクアップーティストでPRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。 朝起きて顔を洗うとき、目の前にあ…

バリア機能を低下させない対策

落としすぎない・洗いすぎない

肌の健康を守る要「バリア機能」を低下させないためには?

私の記事をいつもご覧いただいている方は、またこれ? となるかもしれませんが、何度書いても足りないくらいまさにこれなんです。メイクを落とすときはクレンジング剤、洗顔をするときは洗顔料を用います。

自分の肌に合わないもの、例えば、肌が敏感にも関わらず洗浄力が高く、刺激が強いクレンジング剤を使用することで乾燥を招き、バリア機能低下の要因の1つとなります。

しかし、メイクはしっかりと落とさなければならない。メイク汚れが残留することも肌トラブルのもとになるからです。矛盾しているように感じるかもしれませんが、何が言いたいかというと「優しくしっかり落とす」ということ。

洗顔料も同様です。洗浄力が高いもので肌に刺激を与えてしまうと、負のスパイラルまっしぐらになるので、自分の肌質の見極め、そしてプロダクト選びは慎重に。

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摩擦は厳禁

しっかり落とすためにはこすらないとダメなんていうのは、都市伝説レベル。顔の皮膚は、腕や足などと比べ物にならないくらい薄いのです。そこに摩擦で力を加えてしまうとどうなるか。

乾燥を招き、シワやたるみなどのエイジングトラブルにもつながります。つまり、乾燥は健やかな肌の大敵なわけです。メイクの汚れや汗・皮脂汚れは、こすったからといって落ちるわけではありません。

メイクなどの油汚れは、油で落とすという化学反応を用います。それで汚れを浮かせ、洗い流すという形です。つまり、摩擦は一切不要。必要なのは、優しくその剤を顔にいきわたらせるために滑らせる程度でしょうか。

だまされたと思って、脱摩擦をトライしてみてください。それだけでも、肌の状態が変わったのが体感できると思いますよ。

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肌は弱酸性を保とう

バリア機能を低下させないためのスキンケア対策

「お肌は弱酸性」なんていう謳い文句を耳にしたことはありませんか? 肌は、ターンオーバーのサイクルが乱れてしまうと、古い角質が溜まりやすくなり、古くなった皮脂や汚れは肌を酸性にかたむけてしまいます。

また、油分が不足した乾燥肌や敏感肌はアルカリ性にかたむいていしまいます。これをわかりやすくいうと、汚れがしっかり落としきれていない、あるいは洗わなすぎだと肌は酸性側に寄り、洗浄力の強いアイテムを使って過剰に落としすぎている、頻回に洗いすぎていると肌はアルカリ側に寄る傾向があります。

なぜ弱酸性なの?

バリア機能を構成する中の成分の1つ「アミノ酸」。このアミノ酸が安定して角質層でとどまることができるのが弱酸性なのです。人間の体に存在する汗や皮脂が混ざり合った皮脂膜は、天然のクリームとも呼ばれ、良いバランスをつくることで弱酸性を保つことができます。

過剰に汚れを落としすぎて(洗いすぎて)本来肌に必要な汗や皮脂を取り去ってしまうとアルカリ性に寄ってしまうため、アミノ酸が角質層でとどまることができず、バリア機能が低下してしまいます。

逆に、うまく汚れが落としきれていない場合は、不要な汗や皮脂が肌表面に残留してしまい、酸性に寄ってしまうため、これもまたアミノ酸が角質層にとどまることができず、バリア機能が低下してしまうのです。

次回の記事は、肌を弱酸性に保つための上手な方法についてお話していこうと思います。

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