こんにちは。メイクアップアーティストでPRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。
職業柄、あらゆるブランドのスキンケアやコスメを試用し、レコメンドをすることが多々あります。どのブランドのアイテムも、至極の逸品として出されているわけですが、使い手側の相性があるため、必然的に合う合わないが出てきます。
ましてや、アトピーで超絶敏感肌の筆者としては、アイテム選びに非常に気をつかいます。
今回は、そんな私が愛用しているスキンケアアイテムをチラリとご紹介できたらと思います。
スキンケアの要は「落とし方」
スキンケアというと、どうしても保湿して補うというほうに目がいきがち。もちろん、それも必要ではあるのですが、その前のステップがもっと大事なのです。
保湿する前、つまり、メイクを落とすクレンジング、あるいは洗顔になります。どのクレンジング剤や洗顔を使用しても、肌に何の支障もない方はいらっしゃいますが、敏感肌の人にとっては、この工程は非常に難易度が高くなります。アイテム選びも然り、洗い方にも細心の注意が必要です。
外側からのダメージで肌トラブルにも
角質層の厚みは、わずか0.01〜0.02mmという想像もつかない薄さなのです。ちょっとした摩擦が、肌に大きなダメージを与えることになります。すると、赤みが出る・皮がむける・乾燥するなど、あらゆるトラブルを引き起こすことに。
だからといって、そこで必死に保湿しようとあらゆるアイテムを使用すると、デリケートな状態に過剰にケアすることで余計に荒れてしまうという悪循環が。
逆を言えば、洗うときのアイテム選び、洗い方、保湿の方法などポイントをしっかりとおさえれば、自分の肌とより上手にお付き合いすることが可能ということです。
私の大好きな美容石けん
ラピスラズリ LL モイストベールソープ ￥1,650（税抜）
私は、朝と晩でアイテムを分けています。今日ご紹介するのは、夜の洗顔。洗顔石けんというと、スッキリとした洗い上がりはあるものの、乾燥して肌がつっぱり、パキパキになってしまうというイメージも少なくありません。（筆者も経験済み）
また、洗顔料はしっかりと泡立ててモコモコ泡でフワッと洗い上げるのが必須というものもありますが、この洗顔石けんは、洗顔ネットで必死に泡をつくる必要がありません。
石けんをぬるま湯で十分濡らしてから、両手でくるくる。すると、両手がぬるぬるした感触になるので、そのまま手のひらを顔に。決してこすることなく、肌の上を滑らせるだけでOKです。
長くても20秒程度。その後しっかりと顔をすすぎ、タオルで水気をしっかりと押さえます。（筆者は、顔の水気をとる際は、タオルではなくティッシュやキッチンペーパーを使います）
他の石けんと何が違う？
この石けんは、石けんの洗浄成分でもポピュラーな「カリ含有石ケン素地」というものを使用しています。そこに、保湿成分のスクワラン・ホホバオイル・シアバターが配合されていることにより、優しい洗い上がりを実現します。
また、厳選した3種のヒアルロン酸で肌を守りながら洗う「ぬるぬるベール洗顔」がこのアイテムの売り。このぬるぬるが、洗顔時の摩擦によるダメージから肌を守る大切な役割を果たします。
毛穴ケア・角質ケアに一役かう「洗顔ブラシ」
ラピスラズリ LL フェイスケアブラシ ￥3,450（税抜）
洗顔ブラシというと、敏感肌の大敵としか思っていなかった筆者。無論、これまで使用したことがありませんでした。しかし、アラフォー真っ只中の筆者。
悲しいかな、年々衰えるターンオーバー。古い角質や毛穴汚れが溜まりやすい小鼻周りなどは、どうしても気になる部分。だからといって、スクラブやピーリングとなると、敏感肌には刺激が強すぎて……という八方塞がり感。
そんな折、2020年3月29日に同ブランドから発売された洗顔ブラシをしばらく試してみました。このブラシ、かの有名な竹宝堂でつくられた熊野筆。二層になっている毛が、肌を優しくケアします。
先程の石けんと筆を濡らし、筆の穂先で石けんをくるくるとなでて泡をつくります。穂先を顔へ垂直にあて、内側から外側、下から上へと優しくくるくる洗います。
気になる小鼻などは、穂先を斜めにあて、小刻みに動かします。この洗顔ブラシを毎日使用するという感じではなく、スペシャルケアとして週に1回くらいがよいかなと思います。
敏感肌の方は、本当にアイテムジプシーになるほど選び方が困難です。もしよろしければ、この方法をぜひご参考くださいね！
【参考】
