こんにちは、Y’s hair GROUP(ワイズヘアグループ)を運営するZIMA ENTERPRISE 代表取締役 CEOの和田島です。
今回は【世界で最も有名な求人広告】をご紹介します。その中に、我々が求人をする上でとても大切なことのヒントが隠されていました。そのお話です。ぜひ参考になさってください。
世界でもっとも有名な求人広告って?
- 求む男子
- 危険な旅
- 微々たる報酬
- 極寒
- 完全な暗黒の長い日々
- 不断の危険
- 安全な帰還の保証は無い
これがその求人広告の内容です。
なんじゃあこりゃ? って感じですよね。これは、20世紀初頭、南極探検隊を募集するためにイギリスの新聞に掲載された募集広告なのです。この募集広告1つで、何千人もの屈強な男たちが世界中から名乗りを上げたといいます。
男のロマン!?
え!? 普通に考えたら、誰もこんな広告は出さないでしょう。命の保証はないとは!? しかし、最後にもう一言、こういう言葉が添えられていました。
「されど、成功の暁には何物にも代えがたい名誉と知名度を手にする。」
と。正に男のロマンじゃないですか。こういうことに反応しちゃうのが「男」っていう生き物なんですよね(笑)
この広告で、5000人以上が応募し、厳しい選考を経て25人が合格したそうです。そしてその探検隊の実績は本や映画にもなっていますので、興味のある方は調べてみて下さい。
それに比べてフリーペーパーやネットの募集を見ていると、
- 楽しい職場です
- 高給優遇
- 年1回の海外旅行付き
- 福利厚生充実
- 楽なお仕事
- 誰でも出来る簡単なお仕事
- フレックスタイム
- 残業なし
と、良いことしか書いてありません。ご多聞にもれず弊社も似たようなものです(汗)
しかし、ここで考えなければならないのは、そこに同調してやってきた人たちで創られた組織ってどうなのだろうということです。当然、葛藤を避け、【楽】を求め、苦労する気なんか全くないと集まってきているとしたら……。そう考えると、仕事のやる気なんて出るのでしょうか……チームワークもままならないのではないかと不安になりますよね。
頑張ったら何が得られるのかを明確にする
このお話を弊社のコンサルタントから聞いたときには、我社の募集要項はどうなっているのかと考えました。我々の業種にとどまらず、仕事というものの厳しさもちゃんと伝えなければならないなと思います。そしてこの募集広告のようにそれを頑張った暁には何が得られるのかを明確に伝えなければなりません。
美容学校へのガイダンスや会社説明会、弊社もやっております。もう少し理念やビジョンを前面に出さなければならないなと思い、変革させています。何のために美容師をするのか、何のためにレセプショニストをするのか、それを頑張って得られる自分自身の未来像はどんなものなのか、そこに至るまでにはどんな苦労があるのか、そしてこれから何を頑張ってゆくのか……。
先輩の声として現場の生の声を伝えるようにしています。そして、そうやって頑張ってきて既に輝きを放っている先輩たちを目の当たりに見せてあげることが大切だと思っています。
やっぱり人財育成が大事
広告はいいことしか言いません。悪いことを言う広告なんて見たことがないですよね。しかし、実際はそんなに甘くないのですから、ちゃんと伝えるべきことを伝え、そして入社後の教育をしっかりおこなうことが大切ですね。
弊社では理念教育、何のためにお仕事をするのかという教育を勉強会や研修を通して学び続けてきましたが、コロナ禍においてその教育の在り方やり方が激変しました。今は日本中で何をしたらいいのか迷っているときだと思います。そんな中でも工夫をし、アイデアを出し、こんな時でも教育の手を緩めないチームが成果を掴むと考えています。さらに変革させていきましょう。
多謝
こんにちは、Y’s hair GROUP(ワイズヘアグループ)を運営するZIMA ENTERPRISE 代表取締役 CE…