こんにちはHRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。
今回で「使命」についてお話するのは3回目になります。1回目、2回目はこちらを参考にして下さい!
こんにちは、HRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。前々回からスターしました「事業の設計」について引き続きお…
こんにちはHRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。 前回の続きはこちらからどうぞ。 前回は「理念」「ミッショ…
前回でも、少し触れましたが「ビジョン」と「ミッション」が明確でなければならない理由はむしろ「教育」以上に「求人」に大きく関わるということに少し触れておきます。
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人を変えるというのは「思い上がり」
前回もお伝えしたように、人を育て、導いてくれるのはミッション(使命)です。この人(経営者・幹部・先輩)についていきたい! ではなく、この人が掲げたビジョン・ミッションを共に追いかけ、果たしたい! ということが大事です。組織に加わる人の採用側の第1条件は「われわれのビジョン・ミッションに共感しているか」です。
ですから、本来は雇用される側が会社に求めることの第1条件も「その会社のミッションやビジョンは自分にとって魅力的であるかどうか」であるべきです。
前回もお話しましたが、雇用条件やスタッフの仲の良さというのは1つの要素でしかなく、そこが就職希望の優先ポイントならば、入社してから非常に多くの困難に会社も本人も向き合うことになります。仕事をする上で何を果たしたいのか? 何を誇りにするのか? 「ミッションとビジョン」の一致・共感が志望理由の人材を受け入れることが重要です。
入社してから、スタッフを変えてあげよう、教育を通して考え方を変えてやろうというのは教育者のエゴでしかないということです。(私もかつて、それで多くの失敗をしてきています)
体系的であるかどうか
そうして、自分たちのミッションやビジョンに共感して入社してきた人材に必要な「ミッションを果たせる人材への教育」と「それに価値を感じるお客様の集客」と「最大の価値を発揮できるサロンワーク」の一貫性が伴って、初めて体系的な組織というものができていきます。
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使命についてまとめ
人はもともと誰かに必要とされたい、お役に立ちたいという考えを持っていると私は考えています。美容師のようなサービス業であればなおさらのことでしょう。そうした価値観は様々なものがあります。チームの良さとは、それぞれが力を出し合って人数の総和以上の成果や結果を得られることだと思います。
そのためには、価値観が一緒の人たちがチームにならなくてはいけません。1人よがりに自分のやりたいことを優先したり、他者との協力関係を拒んだりしている人がチームにいると、うまく機能をしていきません。ですから、多くの会社が社員に協調性を求めるわけですが、考え方の角度を変えると「ミッション・ビジョン」が共有できていて、全員の価値観がそこに合っているなら、そもそも「自分のやりたいこと」が全員一緒であり「協力関係は自然に起きる」とも考えられます。
つまり協調性や利他の精神的なものを「教育」するウェイトはかなり下がります。というよりも、この類のものは教えられて得るものでなく、気づいて得るものだと思います。この考え方が「指導者が人を育て導く」のではなく「ミッションが人を育て導く」という考えです。
「事業の設計」のスタートは「使命」→ミッション・ビジョンを決める。ここまでの3回でご紹介をさせていただきました。
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まだほんの入り口
ミッションやビジョンを決めることが事業の目的ではありません。ましてや、決めただけで勝手に社員に浸透していくわけではありません。まだ体系だった組織にもなっていません。
ここまでは、5つの質問の第1段階です。
こんにちは、HRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。前々回からスターしました「事業の設計」について引き続きお…
次回からは第2の質問「われわれの顧客は誰か?」のお話しをしていきます。