こんにちは、メイクアップアーティストでPRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。
私が住む東京でも緊急事態宣言が解除され、少しずつビフォアコロナの生活に戻りつつ……なんて思いきや、そんなはずはありません。今回の感染拡大を機に、世の中が大きくパラダイムシフトしました。
つまり、今まで当たり前だったことも当たり前ではなく、「常識を疑え！」というわけではありませんが、自分でいろんなことを精査する力がより必要になったかなと思います。
そんな今回は、これからの時代に求められる「働き方の多様化」についてお話します。
職業1本化の時代は終わった
昔は、どこかの企業に勤めたら定年退職までという永久就職的な思想が当たり前だったかと思います。例えば履歴書でも、1つの企業に3年以上在籍していないと人間性を疑われたりとか。
石の上にも三年とかいろんな言葉があり、3年というのは1つの目安のようにいわれていますが、最近はその思想も変わってきている模様。SNSでも最近話題になっていますが、1つの企業（職場）に長くいることが全てではない、1年以内で辞めて次の職に変わったっていいんだ、と。
「我慢」は美徳とされてきた日本。もちろん、それが必要なシーンもありますが、時代とともにそれが必要ではないことも多々でてきました。今いる場所に違和感を感じる、自分を押さえ込んで我慢をし続けなければならない場所なのであれば、転職することは全くもって悪ではないのです。
なぜなら、その殻から抜け出し、次のステージへ行ったら数倍ものパフォーマンスを発揮することもあるのですから。
ピンチをチャンスに変えたフィンテック「スクエア」の進化とは
メイクアップアーティストは一生の仕事か？
これは美容師にもいえることですが、メイクアップアーティストは一生できる仕事かと問われれば、答えはNO。手に職があるのは強いというのは否めませんが、一生プレイヤーでい続けることは限界があります。
それは、アーティストだけに限らずサラリーマンもそう。だからこそ副業OKの企業もあったり、はたまた企業に属さないフリーランスがいるのもその理由の1つに挙げられるでしょう。
「私は（ぼくは）この仕事が好きだから！ これしかできないの！」と言っていられるのは今のうちです。あるいは、死ぬまで養ってくれる誰かがいれば話は別ですが。これからの時代、年金も国には頼れませんしね。
1つの職を極めることはもちろん大事。特に、技術職は間違いなく。けれど、それだけになっていると事故に会って肉体労働が無理になった……なんて日にはお先真っ暗です。
自分の「好き」の派生
私、あなたにとって、「好き」なことは1つでしょうか。そんなことはありませんよね。私はメイクをすることも好きですが、コスメ自体も好きです。なんなら、そのコスメを作るためにメーカーさんと成分についてああでもないこうでもないと話し合うのも大好きです。
そして、SNSが好きですし、文章を書くことも好きです。実は、私はメイクをする以外にも他のキャッシュポイントを作ってきました。ライターをしていたこともあります。（今でも書いていますね）化粧品の売り方をレクチャーするアドバイザーをしていたこともありました。
今は、こうしてメディアをかじるのもそうですし、化粧品のプレスリリースを作ったり、化粧品を販売する前の規定書を作成したり、通常のメイクアップアーティストではなかなか経験しないことをしています。
それは、好きだから。「好き」から派生して仕事になることもあるのです。それでマネタイズができれば言うことなしです。
仕事に対する多動力、人生における多動力、あなたはどのようにシフトしていきますか？
