【インタビュー】ドイツのコロナ事情を日本人美容師に聞いてみた

こんにちは、世界を飛び回る海外美容師 筒井です。

毎日、日本では新型コロナウィルスの情報が飛び交っていますが、ヨーロッパのドイツで働く美容師はどんな生活をしているのかインタビューしてみました。

ドイツで働く日本人女性美容師

志波沙矢香
ドイツ歴 1年半
大阪では10年資生堂美容室勤務後、沖縄で約4年フリーランスで美容室勤務、その後ドイツのドュセルドルフ日系美容室に在籍中

こんにちは!

ドイツで働く日本人美容師、志波 沙矢加です。

 

今日はドイツ、ドュセルドルフの新型コロナウィルス事情をお伝えします。

新型コロナウィルスが世間から認知された頃、私の周りのアジア人は心無い欧米人に「コロナ!コロナ!」と言われてる方がたくさんいました。

 

違う街では、その事で中国人の女の子がドイツ人の女の子2人組にリンチにあったようです。

そして、ドイツでは3月に入って急激に感染者が増えました。

 

その頃に、私の住む州ではカーニバルという山車が出てお菓子を投げるお祭りがあり、その時に集団感染したと言われています。

日本では風邪をひいた時や、予防でマスクをしていますが、ドイツでアジア人がマスクをしていると「ドイツの空気は悪いとでも言ってるのか」と罵声を浴びるので、ほぼ皆さんしていませんでした。

 

もちろん日本のように、マスクが販売されてるところを見たことがないくらい、日常的に使われることがありません。

手洗いうがい文化もほとんどないので、瞬く間に感染拡大したといわれてます。

 

商店の営業停止は3月16日から順次なっていきました。

百貨店や路面店、クラブなどの人が集まる場所、公園も閉鎖。

そして、私たちの美容室は23日から営業停止になりました。

営業停止になったため、店内写真がとれませんでした。

他には、飲食店はお持ち帰りのみ。

 

ありがたい事に今のところ、他のヨーロッパのフランスやイタリアのような外出禁止ではなく、日本と同様、外出自粛です。

日常生活に必要な「買い物」と、健康維持の「散歩」は良い。

 

外では2人以上では出歩くのはダメで、人との間隔は1.5m開けて歩かないといけません。犯したら全て罰金になります。

スーパーで距離を開けてお会計を待つ様子です。

美容室の営業停止期間は元々2週間でしたが、延長して今は4月19日までと1ヶ月に伸びてしまいました。

 

今でもまだまだ感染者が増えてきております。
今現在も感染者が6万人超えてますので、予断を許さない状況です。

日本の皆さまも、新型コロナウィルスには気をつけて下さいね。

 

志波さんありがとうございました!

ドイツでもやはり厳しい状況が続いているようです。同じ海外美容師として、通常どおりの生活が送れるようになることを願っています。

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