なぜ美容室は合同ガイダンスに依存し続けて来たのか?【後編】

こんにちは。求人王子です。

普段は、ナリタイ美容師になろうの編集、美容求人コンサル、高校・美容学校での授業を主として活動しております。

3回に渡る記事の最後に、「他社と差をつける求人活動」についてお伝えしたいと思います。

求人の本質的活動

ビューティープロはお陰様で全国にお客様がいるため、各地の求人情報を知ることができます。都心の人はお気づきではないかもしれませんが、地方では、ガイダンスに頼った求人活動が通用しません。

それは何故か??

世の中は少子高齢化時代です。さらに、人材は都市集中しているため、地方では美容学生は然り、若い方も少ない現状があります。それでも求人活動が上手くいっているサロン様もあります。

そこにはきちんとした理由があります。それは、求人活動を真剣に考え工夫しているからです。もちろんそれは当然のことではありますが、もっと本質的な活動をしているということ。中編でお伝えしたSNSは必要なツールの1つではありますが、それだけでもだめだということ。

つまり、ガイダンスに慣れてしまうと美容学生にしか目が向いていないということです。

しかしそれで良いのでしょうか?

美容業界の現状として、なり手不足は課題の1つです。これからは少子高齢化の時代ですので、若い子がもっと少なくなってきます。実際、2019年の出生数は86万4千人で、前年より約5万4千人も減少しており、初めて90万人を割ったそうです。

いかがでしょうか? これからの近い将来、求人活動の競争相手が美容室同士ではなく、他業界となります。このまま従来の目先の求人活動ばかりをおこなっていると、美容業界そのものが傾くかもしれません。

極端な話にはなりますが、美容学生だけではなく、高校生・中学生・小学生に目を向けて見てはいかがでしょうか? お客様でご来店される学生さんもいらっしゃると思います。また、美容室のある周りの地域には、お子さんもいらっしゃると思います。

お客様や地域の方々のファンを作り、美容師の仕事っていいな! 一緒に働きたいな! と思っていただければ自ずと結果が出てくるのではないでしょうか。世の中の全体を見据えた形での求人活動に今から取り組んでいけば、必ず成果が出ると思います。

もちろん、すぐに成果が出るとは思いません。ただ、幸い美容師さんは、直接若い子と定期的に接触することのできる職業です。1人でも多くのファンを作ることが、真の求人活動だと思います。

 

今、このような状況だからこそ、ガイダンス頼みの求人活動を見直す良いタイミングだと思います。

ご連絡をいただければいつでもご相談を承ります。是非、自力求人力を高めていきましょう!

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