こんにちは、世界中を飛び回る海外美容師、筒井です。
前回の記事で帰国する海外美容師が多いと書きました。
記事はこちらからご確認下さい。
では帰国したら海外美容師はどんな風になるのかをお伝え致します。
記事を書いてくれるのはオーストラリアでつい最近まで美容師をしていた早田さんです。

そう簡単には日本に帰れない
今年の夏頃日本へ帰ってきました。
私はコロナウィルスのせいで帰ったわけではなく、計画的にコロナの前から帰国する予定だったのですが、結果的にコロナに巻き込まれてしまった感じです。
オーストラリアから日本へ帰れる便が以前は毎日ありましたが、当時は週3便ほど。しかも私が居住していたブリスベンからの便はなく、一度シドニーで乗り換えてから日本へ、というプラン。
シドニーの空港は全ての免税店閉鎖でした。
日本に到着したらどうなるの?
そして日本の空港も外国からの受け入れ先が少なく、関西へはすぐに帰れず、成田までの便でした。
乗り継ぎには今まで以上に時間がかかりました。そして成田でのPCR検査、今では結果も早く、約1時間ほどでわかるようですが、私の場合はまだ空港の到着フロアで各便の利用者ごとにフロアごと分けられ、約7時間の検査待ちでした。長い場合は一泊することもあるようでした!
成田のPCR検査の結果を待つ待機場所です。以外と人は少なかったです。
幸い6時間ほど(!)で陰性の結果がわかり、保健所の方に自宅待機なのか、どこかで自主隔離するかや、その間の住所や連絡先などを申告して開放されます。
本格的に隔離はじまる。
連絡先を申告して解放されたあとは移動です。
但し、新幹線、バス、タクシーなどの公共交通機関は2週間使えませんので、私の場合は帰国前にすでに契約して、支払いも済ませていたウィークリーマンションを2週間借りていたので、スムーズに手続きを終えることができました。中にはまだ決まっておらず、そこから宿探しをする方もいたようです。
滞在先は事前に手配していた車に乗って向かいました。
隔離生活中のウィークリーマンションです。
そこで2週間を過ごしますが、強制隔離ではないので、スーパーなどの買い出しには行けます。大量の食材を買い込んで自炊をして、過ごしました。
余談ですが、ほとんどの帰国者がそのように過ごしていたと思いますが、中には守らない方もいたようです。
私に関しては、オーストラリア、ブリスベンの方が感染者がほぼいなく、東京の方が感染者が多く、そこで滞在することへの恐怖心の方が強かったように思います。
無事2週間の自主隔離が終わり、今は地元の大阪にいるわけですが、今はさらに緊張感を持って毎日を過ごしています。早く収まって欲しいものです。

私も一歩間違えれば、隔離する生活だと思うと他人事とは思えません。海外美容師をこれからも続けていく気なので、コロナと上手く付き合いたいものです。
【参考】
オーストラリア美容師、早田さんと会ってみたい方は髪を切りに行ってみては?
ホットペッパーで予約できます。
【ホットペッパービューティー】ア グラン ガーデン 吹田(a Gland GARDEN)の美容師・スタイリスト:トモヨ …