中国で働く美容師はコロナ禍の冬を乗り切れるのか?【前編】

こんにちは、海外を飛び回る海外美容師、筒井です。

コロナがスタートした場所、中国。日本では冬になりコロナがまた増えてきましたが、中国はどんな感じなのか?上海で働く美容師、柏木さんにインタビューしてみました。

中国上海で働く日本人美容師 柏木さん

今回は、中国上海で働く日本人美容師、柏木さんに協力をして頂きました。

柏木さんの簡単なプロフィールを載せておきます。

柏木雅之

上海歴9年。 2011年から上海日系サロン在籍。2019年より中国では有名な中国資本の「伊本造型」に移籍。日本では今は無くなってしまいましたが、カリスマサロンstudioVに勤務、芸能人やモデルなどを担当していました。

では柏木さんに、現地の状況を伝えていただきたいと思います。

 

冬の中国コロナはどうなった?

今年の1月中国武漢から広まったコロナ(新型肺炎)。

国政府は、武漢の街を閉鎖し、徹底的に国民を管理しました。125日から春節がはじまりましたが、国民の春節休みを延長しあらゆる企業にも停止を指示。マスク、消毒、検温の徹底が義務付けられました。サロンは1か月半営業停止して3月に入ってから、カットのみ、ドリンクサービス無し、クロス等は全て使い捨てにし、更に営業時間短縮をして一日5名までに限定する事になりました。お客様がいないスタイリストは自宅待機 アシスタントも日替わりで最低限の人数で営業していました。

 

なんとかコロナを乗り切ったと思ったら、、、

4月からは通常営業になりましたが、健康証明書提示・マスク・消毒・検温・スタッフ管理・お客様管理は継続していました。それでも私の日本人のお客様はほとんどが日本から上海に戻れない状況でした。

その後、4月から上海の感染者は0人を更新。その時点の感染者は海外からだけで空港で2週間ホテル隔離されています。

皆さんは中国に感染者がゼロ人というのは信じられないでしょうが、今の中国は自国のコロナに怯えるのではなく、外国からの輸入製品や、外国人が中国に入ってくる事を怯えています。例としては、海外からの冷凍輸入食材にコロナウィルスが付着して中国に来た事件があり、海外製品を自国の物より信用していた中国人が、今では国産の食材を選ぶような事態になっています。

富裕層の人達は、自国の製品はカラダに悪いという意識があったのに、国産を選ぶなんてコロナ前では考えれない状況です。

今、上海が行ってる事は、感染者を無くすため子供がいる家庭は上海からなるべく出ない事、日本人は国慶節に上海からなるべくでないなど、徹底した管理により、上海の街中は通常に戻りました。

街は落ちつきをとりもどしましたが、美容室には影響があるのか?皆さん気になりますよね? 長くなったので次の投稿でその件については、話しますね。謝謝。シェイシェイ。

 

柏木さんありがとうございました!後編では美容室にどのような影響が出たのか、書いてくれるみたいです。次回の投稿、後編もチェックお願いします!

【参考】

世界を飛び回る海外美容師筒井のインスタ

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