雑誌「CHOKiCHOKi」からみた美容師像

みなさま、はじめまして。

CHOKiCHOKi編集長の三浦と申します。

 

創刊編集長なので、美容やストリートファッションに関わるようになって、20年あまりが経ちます。

他のライターのみなさんとは毛色の違う記事(どっちかっていうとエッセイ)になりそうなので、どうぞ気楽におつきあいくださいませ。

ボクはプロフィールにもありますが、まったく違う分野からやってきました。

当時はまだ雑誌が華やかな時代で、ファッション誌といえば花形のジャンル。

 

群雄割拠のライバルの中でどうやって勝とうか、ビジネスとして成功させなければいけなかったので、美容業界や美容師を見て分析して、仮説を立てて、冷静に理論を組み立てていきました。

 

・ターゲット層の属性を見極めて、特性をつかむこと

・そのターゲット層だけに流れている時代性をつかもうとすること

・自分にはなにができるのか、ちゃんと分析すること

 

ベースはこれだけ。

なんの業種や商売をするのと変わらない。同じです。

 


 

で、そんな客観的な目をもって、みんなを見てきたので、美容師の捉え方は、ほかの美容ジャーナルの方とは違うと思います。(ちなみに態度も。すいません

残る人と辞めていく人と、なにが違ったのか。

 

一線級になっていく人と、ずっと売上がイマイチの人の差はなんなのか。

別に一線級になることがベストだといっているわけではなく、冷静に観察してきた分析レポートです。

 


 

「なんだ、そんなことかよ」って思われるかもしれませんが、

・美容がめちゃ好きであること

言葉が足りないな……「めちゃめちゃ」好きですね、みんな。

 

好きな理由は人それぞれですが。

好きなことをやってるから、美容について深くも、広くも、厚くもなります。

 

時も忘れて打ち込みます。

熱く語ります。

 

今、労働時間に関心が集まる世の中で、賛否はありますが、時を忘れて好きなことに没頭する時間を過ごすことまで否定できないなと思います。

好きなことは進んでやりますもんね。

 

うっちーもエザキも、高木もみやちもトップランナーたちは寝てなかったです。

今でも体調には気をつけろと、会うたびに言ってるくらいです。

 

・人間的な魅力があること

話をしていて面白いです。

 

ボクの取材対象は、過去にレーシングライダーがいたり、ミュージシャンがいたりしますが、そんないかにも面白そうな人たちに負けず劣らず面白いです。

職業は関係ないですね。

 

さっきの「好きだから」に関係あるからかな。

好きだから学ぶし、没頭する。すると経験値があがって、人間的なポテンシャルが上がる。

 

特に話しが上手くなりますし。

今は経験が少なくても、そういう人は必ず上手くなるし、誰かが広げてくれます。

 

ボクだって、超見てます、いろんなところを(笑)。

イケイケなやつもいるし、口数の少ないやつもいたり、表に現れる態度としていろいろですが、共通しているのはアツいこと。職業に対して誠実でマジメ!

 


 

書いていくと「あたりまえのことじゃん」って(書いているボクも思いますが)、でも根っこはやっぱりこういうことなんですよね……。

今はインターネットで世界が繋がる時代ですが、食べ物や工業製品はネットで買えても、美容は買えませんから。

 

結局は人と人。根っことしては合ってるんじゃないかと思います。

 


 

CHOKiCHOKiらしくおしゃれキングや美容師のファッションにふれる内容ではなくてがっかりかもしれませんが、それがでてくるのは、この素養のあと。

大前提にこの人間像があってのことなんです。

 

まずは誠実でアツくあれ。

そういう出会いを楽しみにしています!

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