こんにちは、メイクアップアーティストでPRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。
体調や天候によって肌の調子も左右されやすく、ベースメイクアイテム選びでコレ！ というのを見つけるのはなかなか難しいものですよね。そこで、肌質別のファンデーションの選び方、今回は【乾燥肌向け】をざっくりとお話します。
ファンデーションのテクスチャー
ファンデーションの種類は、おおまかに分けて3〜4種類に分かれています。（細かくカテゴライズすればもっとあります）
パウダーファンデーション
粉状のものを押し固めたもので、パフやブラシを使って顔につけていきます。フェイスパウダーと異なり、油分があるため、適度なカバー力も期待ができます。
リキッドファンデーション
液状のもので、リキッドファンデーションの中でもテクスチャーのバリエーションは多く、サラッとしたものからトロッとしたものも。また、非常に薄づきなものから、少量でもカバー力の高いものがあるため、リキッドファンデーションと一概にいっても実に幅広いアイテムです。
クリームファンデーション
リキッドファンデーションをよりこっくりとしたテクスチャーにしたもので、まさにクリーム状のアイテム。カバー力は、上述の中でも1番高く、油分も多い。
スティックファンデーション
固形でスティック状になっているファンデーション。カバー力が高く、顔の中央に少しのせたら、スポンジなどで伸ばしたり、ブラシで部分的にカバーするにも効果的。
クッションファンデーションはどこにカテゴライズされるの？
クッションファンデーションは、リキッドファンデーションをスポンジに含ませ、コンパクトケースで持ち歩ける形状です。そのため、カテゴライズするのであれば、リキッドファンデーションの部類になるでしょう。
乾燥肌向け
乾燥肌の方に向いているファンデーションは、リキッドファンデーション〜クリームファンデーション。ベースメイクを施す前にしっかりとした保湿が重要ですが、使用するベースメイクアイテムでも、水分と油分のバランスがよいものを使用すると乾燥部分を少しでも目立たなく見せる工夫が可能です。
そのため、昨今流行のクッションファンデーションもその限りです。ただ、1つ言えるのは、乾燥状態にリキッドファンデーションをつけたからといって肌がキレイに見えるかといえばそうではなく、先述のとおり、しっかりとベースメイク前に保湿して土台を整えることが前提です。
また、上記には記載がありませんが、エマルジョンファンデーションというものもあり、これはパウダーファンデーションとリキッドファンデーションの中間くらいのもので、乾燥肌の方にもおすすめです。
乾燥肌の人がパウダーファンデーションは使えないのか？ と問われればそうではなく、肌の土台をしっかりと整え、ファンデーション下地を上手にチョイスすればパウダーファンデーションも問題なく使うことが可能です。
私は、乾燥＋敏感肌ですが、デイリーユースはパウダーファンデーションです。
肌質によってもそうですし、土台をいかにボトムアップさせておくかによっても、相性の良いファンデーションには違いが出てきます。ですから、全乾燥肌の方にリキッド〜クリームをオススメするのは少し違うかもしれませんが、選び方に困った時は、ぜひこのあたりをご参考に。
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