【美容師必見】セールストークが苦手な美容師は「髪芝居」でお伝えしよう〜後編〜

こんにちは、Y’s hair GROUP(ワイズヘアグループ)を運営するZIMA ENTERPRISE 代表取締役 CEOの和田島靖史です。

前回は、我々美容師がプロとしてお客様にお伝えすべきこと、そのときの問題点や気づきを紙芝居に例えてお話しさせていただきました。美容師にとっては「髪芝居」といったところでしょうか。

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【美容師必見】セールストークが苦手な美容師は「髪芝居」でお伝えしよう〜後編〜

紙芝居なら1度に集めて「めでたしめでたし」までお話ができます。しかし、我々がお客様にお伝えするべき「髪芝居」はなかなかそうはいきません。前回、さまざま制約があるとお話ししました。今回はそのポイントについてお話ししますね。

そのポイントは、私たちが、

①「お1人おひとりに伝える」にはどうしたらよいか
②「前回の続きからお伝えする」ということ
③「そのお客様ごとのお話のテーマを決めて追いかける」

この3つのことをしっかりと理解しておく必要があります。

① お客様お1人にとっては特別なプレゼンであるべき

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紙芝居で子供たち10人を集めてお話をするのなら1度で済みますが、「髪芝居」はお客様お1人おひとりに同じ話を繰り返し、鮮度を持って、丁寧にお話しする必要があります。果たしてそれが現場で実践できているかどうか、改めて考え直してみるべきでしょう。

同じ話を何度でも……です。それがお仕事なのです。お客様お1人にとっては、本日の特別なプレゼンテーションであるべきです。このクオリティーが落ちているとしたら? マンネリになっているとしたら? 重要度が認知されていないとしたら? 今すぐ改善が必要ですね。これは意識の変化で解決できる問題です。

② 前回からの振り返りから

お客様にご提案する場合、前回からの振り返りを交えてお話を進めることです。紙芝居なら「前回はどこまでお話ししましたか?『どんぶらこ』まででしたね。それからそれから…」という具合に。

このことを実践しようとすると、仕組みが必要です。前回どこまでお話ししたか、カルテにメモをするなどの管理が必要でしょう。また、前回お試しにやってみたことの効果のほどを確認しながらお話を進めることも重要です。

たとえば、「前回おすすめして施術させていただいた〇〇トリートメントでしたが、お家でのお手入れはいかがでしたか?」とか、「試供品を差し上げましたが、使ってみられましたか?」と。そこからお話を始めるのです。

問題はその間、時には数ヶ月という期間が開いてしまうことです。もしかするとお客様はそんな数ヶ月も前のことを覚えていらっしゃらない可能性だってあります。ですから、ちゃんと振り返りをして思い出していただく必要があるのです。このことをしっかりと理解して、実践している美容師が売れる美容師だと思います。記憶力が良い悪いという問題ではなく、忘れない努力のたまものと言えるでしょう。

③ お客様ごとに求めるテーマが違う

優秀な美容師ならばこのことを理解し、多岐にわたって引き出しを準備し、その時その時のお客様のニーズに合わせてお客様が求めること、美容師がやりたいことを多角的に提案できているはずです。しかもそれを順序だてて、お客様の信頼を勝ち取りながら1歩ずつ確実にご提案できているでしょう。ここがマトを外れたりすれば、結果お客様の信頼を得ることはできません。探り探りしながらお客様に最適なご提案ができる知識とスキルを磨かねばなりませんね。

以上、3つのポイントをお話ししました。明日からぜひ実践してみてください。それとも明日も「むかしむかし……」で始まって、「どんぶらこ」までの話を繰り返しますか? 紙芝居から髪芝居に切り替えてみてください。全てはお客様の満足のために。

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