こんにちは、メイクアップアーティストであり、PRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。
梅雨真っ只中で湿気も多く、肌状態がいまいち安定しないという方も多いのでは? 意外と迷いがちなスキンケアで「とりあえずたくさん保湿しておけば大丈夫」といわんばかりにたくさん塗り重ねたのもつかの間、あれ? しっかり保湿しているのに荒れている……。今日は、そんなちょっとした疑問を解いていきたいと思います。
「とりあえず塗る」はNG
とりあえず化粧水で保湿して、とりあえずクリームをこってり塗っておけば間違いはないはず……というのは、もはや都市伝説レベルです。スキンケアというのは、人それぞれ差があってしかりです。もともとの肌状態が健やかであれば、スキンケアはそこまで神経質にならなくても大丈夫。
肌状態が健やか、整っているという状態は、以前にもお話ししたバリア機能が高い状態。
この場合は、肌自体の水分保持力が高いため、多量の化粧水やクリームをさほど必要としません。一方、不規則な生活リズムやクレンジングや洗顔で過度に油分や水分を洗い流してしまっている場合、肌のバリア機能は低下している可能性は大。
この場合は、肌が乾燥していたり敏感になっている可能性が高いため入念なケアが必要になります。しかし、「とりあえず塗る」というものではなく、そのときの自分の肌状態に見合った量、頻度を知ることが大切です。
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過剰なケアで荒れるってホント?
塗りたくっておけば間違いないと思いがちですが、実はケアをしすぎても肌トラブルを起こすことがあります。例えば、そこまで油分を必要としていない肌状態のときにクリームをこってりと肌に塗った場合、肌がベタつくことはおろか、かゆみが起きたり、プツプツと吹き出物ができてしまうことも。
もともと肌からは皮脂が分泌されており、それは天然のクリームともいわれています。そのバランスが崩れた場合、保湿が少なくてもトラブルが起きる可能性は高くなりますし、保湿しすぎてもトラブルが起きる可能性が高くなります。
だからこそ、「とりあえず」ではなく、もともとの自分の肌状態の傾向を知り、季節や気候による肌の変化にも敏感でいることでスキンケアをどれくらいすればよいのかということに気づくはず。
トライアンドエラーで、昨日はこうだったから今日は少しこれを増やしてみようというさじ加減を見つけてみてください。
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