【マネジメントを学ぶ-2】マネージャーに必要な能力

こんにちは、HRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。前回から新しいシリーズに移りました。

【マネジメントを学ぶ-1】幹部の仕事って?

前シリーズは「経営」「事業設計」ですが、今シリーズは「幹部」「マネジメント」です。経営者ではなく組織のマネージャーとしての活動をしている私としては、むしろこちらが「自分の領域」であったりします。

今日は第2回になります。早速始めていきましょう。

呼び名を揃えましょう

幹部の皆さんには、実に色々な役職名がついていることがあります。

クリエイティブディレクター、アーティスティックマネージャー、統括本部長、代表、エリアマネージャー etc. と色々とあるわけです。私も昔、「ディレクター」と名乗っていた時がありました。

当時、とあるサロンの社長さんに「ディレクターって何の仕事する人?意味は何?何でその役職?」と質問攻めにあい、単に「響きがかっこいいから」というだけで名乗っていた自分は全く答えられず非常にバツの悪い思いをした過去もあります。

ちなみにその時の社長さんには「役職名だけで仕事するほど部下にとって迷惑な存在はない」と非常に厳しいお言葉をもらったことは、自分にとっての大きな経験だったと思います。(当時は随分凹んだ覚えがありますが)

色々な呼び名のある役職ですが、このコラムでは全てマネジメントを行う者として「マネージャー」で呼称を統一したいと思います。

マネージャーに必要な能力とは?

さて、マネージャーの仕事とは多岐に渡るうえに、全体を俯瞰してみる力(全体最適)と、1つの領域に集中する力(部分最適)の両方を必要とする仕事ではあります。これからそれらを1つずつ考えていくとして

その前に、たった1つですが、全ての幹部と呼ばれる方に共通の前提条件をおくとすれば、それは 「真摯さ」であると言われています。

チームのリーダーには様々なタイプの方がいると思います。そして、その会社の文化によってリーダーになられる方に重要視される「個性」は違うことでしょう。多くの発言と、パフォーマンスで一気に人を引っ張っていくリーダーもいますし、寡黙に黙って背中で語る!的なリーダーの方もいらっしゃると思います。

それらは全てリーダーとしての「強み」ですから、大事な個性です。ただし、その強みを活かすための土台(ベース)に必要なのが「真摯さ」というものになります。

私の考えの中心にあるドラッカーさんのお話の中にもこの「真摯さ」という言葉は多く出てきます。

まずはこの「真摯さ」について次回から考えていきたいと思います。

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