キャリアコンサルタントの織井です。
キャリア領域の実務と理論に夢中になり、幸いにも大学生や、社会人向けに、キャリア理論をお伝えできる機会をいただいています。
ここでは、私のライフとキャリアを明るく照らしてくれたキャリア理論をさまざまな角度からご紹介していきます。キャリア理論を学んでよかったと思うことは、そんな物の見方や捉え方もあるのだと、自分の経験に新しい視点を取り入れられたことです。私のライフとキャリアを明るく照らしてくれた感覚になりました。
読者の皆さんには自分のライフとキャリアと重ね合わせ味わって読んでいただけると幸いです。もしかしたら、気持ちが楽になったり、小さな発見があったりするかもしれません。
理論を学ぶことはメリットしかない
立教大学の中原教授によれば、理論が素晴らしいのは、効用をもつからと説明されています。
理論の効用を、下記の4点において説明しています。
1.結果を予測することができる
2.ある「事実」を説明・解釈する手がかりを得ることができる
3.ある現象を「整理」することができる
4.仮説を生み出す「母体」になることができる
こうした効用によって、わたしたちは「無駄な体験」や「とてつもない試行錯誤」を避けることができると述べています。
理論を知ることはメリットしかないですね。
次回は記念すべき最初のキャリア理論に「ドナルド・スーパー」の「キャリア自己概念」を選んでお伝えします。
参考
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