これからの美容業界を担う若者の思考とは!?【後編】

こんにちは。求人王子こと荒井智也です。

普段は、ナリタイ美容師になろうの編集、美容求人コンサル、高校・美容学校での授業を主として活動しております。

前回は、美容学生さんの思考についてお伝えいたしました。

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こんにちは。求人王子こと荒井智也です。 普段は、ナリタイ美容師になろうの編集、美容求人コンサル、高校・美容学校での授業を…

今回は、後編として、どの様にして学生さんとの溝を埋めていくかをお伝えしたいと思います。

教育カリキュラムの重要性

学生さんとの溝を埋めるために教育カリキュラムはとても重要です。

① 未来の見える教育→一斉教育ではなく、個々の能力に合わせた教育

② 多様化に合わせた教育→働き方・生き方の多様化

どんな教育のあり方が良いのか

僕は、個々の能力に合わせた教育が必要だと思います。今の教育制度は、できない子に合わせていくことが多いなと感じました。

そのため、できる子が先に辞めていく悪循環……その様な現状が多いのではないかと思います。

① 未来の見える教育→一斉教育ではなく、個々の能力に合わせた教育

今までの教育のあり方として、全員一斉で同じ教育だったと思います。その中でできる、できないでデビューまでの差が生まれてきたと思います。それが普通だと僕も思っていました。

しかし、色々と話しを聞いていると、同期や先輩へに対して、「あいつには負けない!」「あの先輩を絶対に追い越す!」などのライバル意識を持った子が少なくなったな、というのが第一印象です。

対策

個々の進捗を確認し、どこまでできるようになったかを1人1人確認する必要があります。全体教育で進捗が遅れている子の中にも、「あの子能力があるからもう少しやればできるのに、もったいない……」と感じることもあるかと思います。

昨今の若い子の傾向として、嫌なことからはすぐに逃げてしまう子も少なからずいます。僕が前に勤務していた会社にも思い当たる節がありました。

そのため、個々の教育プログラムがあれば早期離職を防げるかと思います。なぜなら、今の若い子は、自分に興味がある人には心を開いてくれます。全体の教育プログラムとは別に、個々に合わせたプログラムを用意することで他社との差をつけることができるでしょう。

② 多様化に合わせた教育→働き方・生き方の多様化

一般的な話しになりますが、最近、挨拶のできない子が増えてきたように感じています。では、なぜ挨拶が必要なのか。
おそらくですがそこに必要性を感じていないからだと思います。

このように、当たり前だったことが徐々に当たり前じゃなくなってきたなと感じています。例えば、なぜ掃除が必要なのか? なぜ朝礼が必要なのか?

意図をわからず、ただ言われたからやっているだけと思っている子もいるでしょう。

対策

その業務がなぜ必要なのかを説明してあげてください。まわりくどい! なんで若い子に! と思うこともあるかもしれません。僕も少なからずそう思ってしまうことがありました。

しかし、今の時代はそうなのです。以前のように、人から見て盗むではなく、人から教えてもらうことに慣れてしまっているからです。だからこそ、物事に対しての必要性を説明をする必要があるのです。

 

「今まではこうだった」からではなく、「こうしたほうがいいよ」に切り替えてください。今までどおりの教育から脱しないとおいていかれる可能性が大。

新型コロナウイルスの影響により、今までの取り組みの差が明るみになってきています。これからは多様化の時代。今までのやり方から時代に合ったやり方へ変革していきましょう!

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