こんにちは、メイクアップアーティストであり、PRATER メディアマネージャーの黒木絵里です。
自粛生活も明け、外出が増えてメイクをする機会も通常どおりに戻った方も多いのでは? メイクを楽しむためにも、ツールのメンテナンスはしておきたいところ。
今日は、そんなこの時期特に気をつけたいメイク道具の衛生状況についてお話しします。
肌荒れ注意! メイク道具のお手入れ
普段からメイクブラシやスポンジ・パフをこまめに洗っている方はどれくらいいるでしょうか。1週間に1度くらいは最低でも洗いたいのが理想。しかし、現実は結構洗わない方も多いようです。
これは、私が実際にメイクレッスンでお客様にヒアリングした統計なのですが、8割以上の方は1ヶ月に1回、ひどいときは2ヶ月〜3ヶ月に1回しか洗わないという方も……。
メイクブラシでいうと、頻繁に洗いすぎることでブラシが傷みやすくなるので、パウダーなどを含ませて汚れを落とすという方法を用いる場合がありますが、やはり洗剤等を使って洗い流すことも必要です。
メイクブラシやスポンジ・パフは、どちらも直接肌につけるものなので清潔を保っておかないと肌荒れを起こす要因となります。お客様の中には、パウダーファンデーションのパフを1度も洗わずにずっと使っていたという方がいて、頻繁に洗うようになったらいつも頬にできていた吹き出物ができなくなったという例もあります。
全てが肌荒れの要因になるとは限りませんが、今できている肌荒れは、ひょっとすると道具の衛生状況が悪いから……ということも。特に湿度や気温も高くなるこれからの時期は、ブラシやスポンジ・パフに付着した菌の繁殖スピードが加速しやすくなるため、しっかりとした管理が必要です。
あなたのメイク道具は清潔ですか?