[マネジメントを学ぶ13]マネージャーの役割-4

んにちは、HRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。 今シリーズは「幹部」「マネジメント」です。

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こんにちは、HRM(ヒューマンリソースマネジメント)の庄野です。 今シリーズは「幹部」「マネジメント」です。 今回は第1…

今日は第13回 「マネージャーの役割」→「ミッションの浸透」についてのお話になりました。本日もその続きから参りましょう。前回のお話で、一般社員の方々は基本は会社のビジョンの手前にまず自己実現が重要になるというお話をしました。そしてその自己実現の果たし方→手段がチームは同じ価値観でいることが重要とお話しました。それが「ミッション」です。 その「浸透」が今回のテーマです。

浸透

水などが染み通ること、思想・風潮・雰囲気などが次第に広い範囲にいきわたること。辞書を引くとこのように書いてあります。ですから、ミッションの浸透というのにはもちろん「時間」がかかります。そして覚えさせる事でも、言って聞かせるものでもありません。働く仲間それぞれにじわりと「染み込んでいく」ものなのです。そしてそうして時間をかけて染み込んだミッションは、その会社の文化・風土となって「独自性」の要としてなっていきます。この文化・風土ほど他者が真似できない「強み」はありません。

当たり前のこととして

マネージャーの私たちが、そのミッションに一番共感していること、一番誇りにしていること、何が何でも果たしたいと熱くなれていること。これが大前提です、まあ当たり前なのですが一番大事なことです。私たちがそのミッションを果たしたいと誰よりも(経営者が一番ではなりますが、経営チームという捉え方で言えば、経営者もマネージャーも同じです)強く思っていなければ、遅かれ早かれ行き詰まることになってしまうでしょう。自分の思ってもいないことを、人にさも重要そうに伝えるなどというのは、根っこの部分で人を馬鹿にしている行為に他なりません。以前にお話した「真摯さ」のかけらもないことを絶対にしてはなりません。

ここで気付けるか

つまり、ここまでで理解されているか、気づかれているか?であって欲しいのですが、チーム(会社)としての「ビジョン・ミッション」が本当にしっかりと抜け目なく作られるまでは、幹部の成長はないということになります。マネージャー研修や幹部研修などが昨今増えてきていますが、その会社自体に「事業設計」がなされていなければ、マネージャー個人のスキルUPは本質的なところから外れてしましいます。ですから私のこのコラムは「事業設計」からスタートになっているということです。

 

私がコンサルティングさせていただいている多くのサロン様は、数度にわたりこの「事業設計」の見直しを一緒にお願いさせていただくことがほとんどです、私たちの会社も「本当にこれでいいか」を事あるごとに見直しています。 それくらい「事業設計」がしっかりとしていればその後がスムーズですし、逆を言えばこの設計が曖昧なほど、何も進まないことになるという事です。

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