【ランチはじめました】は危険。
こんにちはPRATER エグゼクティブディレクターのイワタコウジです。
今日は仕事のやり方についてです。
現在色々な仕事がコロナにより何らかの変化を求められています。
ここでいう変化と言うのは何を提供する物になるかということです。
これを安易に考えると大変なことになります。
例えばですが、飲食店が売り上げが悪いからといい、ランチサービスを始めたとしましょう。
このランチサービスで売り上げが上がり、生活が楽になるところはほぼありません。
理由としては、ランチというのは価格も安く、どうしても夜のお客様の単価には勝てないので代わりにはなりません。
ここで成功するとしたら、ランチが並ぶほどの行列になるぐらいに美味しい、又はランチを食べて夜もここなら行きたくなると言った先に繋がるものを考えないと、ランチをする意味はなかったりします。
逆に何も考えなくランチをするなら疲れるので休んでいる方がまだ良いという場合もあります。
現在なら、ウーバーイーツのような宅配サービスがそうかも知れません。
ただ、新型コロナウィルスだから、とりあえず宅配に頼るなどではやはり売り上げをそれで賄うところまでは行きません。
単にウーバーイーツのサービス利用で定期的にコストがかかるのでより苦しめる場合もあります。
もしするなら、このサービスから他の付加価値までつけれたところが勝てる飲食になります。
もし、僕がランチだったり昼間に働いて夜の売り上げを少しでも賄うなら
昼間は料理教室などをするかもしれません。
1家族だけにご飯屋さんの秘伝の料理の作り方を、ちゃんとしたお金を払い教えるとかならコストも少なく単価もとれてクラスター化もしないでいいかなと思いますし、または、ZOOMなどを使い、一斉に料理教室を開き、各家庭に美味しいご飯の作り方を教えてお金をもらう事をすると夜の変わりぐらいまでには行くかも知れませんよね。
ここまで考えてやる方が、案にランチ始めるよりは、新しい稼ぎ方として昼間に別の価値を出せるかもしれません。
サロンの場合
では、サロンの場合はどうでしょうか?
コロナで人が来ないから店販注文でサロン売り上げを賄うようにしようとします。
これが正しいかというと、答えはやはり半分正解、半分不正解です。
ご飯屋さんと同じでとりあえずランチ、とりあえず宅配を始める感覚ですると思ったほどの成果は出ません。
実行するならちゃんとしたシステムを作る、またはどのようにして継続をさせるなど考えないとダメです。
僕個人は前から店販は力を入れているので、お客様に商品を送るサービスはそこそこの成功を上げています。
そして、現在ではD2Cと呼ばれるシステムなどもありそのような物を使うのも良いかと思います。
来店出来ない時だから商品にと言う考えもいいのですが、全サロンが何も考えないで実行するとそれで上手くいくほど甘い物ではありません。
やるならシステムをしっかりと作る、または何を提供したらお金に変わる価値になるのかを考えるこちらが大事になるかと思います。
飲食でランチ定期から料理を教える事に価値を出すなどの意識改革をしてもいいかもしれませんよね。
例えばセットの仕方教室を有料でネット配信してもいいかもしれませんよね。
ミニマムでする
そして、もしD2Cのようなサブスクをするなら個人的には大きくしすぎないのがコツかと思います。
基本、D2Cと呼ばれるものは在庫を持たない、定期的に注文を受けれて安定すると思われるのでこらから主流になると思いますが、どんな商品でもシリーズを広げすぎたり色々な人に対応させようとすると必ずサロンでの在庫が必要になったりどこかを圧迫します。
ですので、やるなら最小の数、シリーズでやり失敗しても良い、又はすぐにリカバリーをできる範囲でするのが大事になります。
こちらを見誤るとD2Cとしては成立しなくなり、単なる在庫を抱えた商品になるので注意が必要です。
どんな物でもちゃんと考えてゴールを見ておく
ここまでの話をまとめると共通して大事なのはゴールになります。
どんな物でも【とりあえず変わりになるようにする】
これでは失敗します。
僕の特技、強みは人の気付きにくい新しい価値を考えて出すことです。
これはちゃんとゴールを常に考えているからです。
ちゃんとゴールを見て、どのようにするとどのくらいの利益が出て、ちゃんと収入としての代わりになるかを考えて始めてください。
【ランチはじめてみました】
ただ、ただ、何も考えないでのランチ始めてみたは何の助けにもならないので
ちゃんと考えて始めると言うのを頭に入れておきましょう。